「シミ取りをする時のクリニックの選び方は?」
「そもそもシミ取りレーザーってどんな効果があるの?」
「自分に合った美容クリニックを知りたい」
上記でお悩みではありませんか?
実際に現状「美容クリニック 選び方」等と検索しても、美容クリニックの利用経験がない人が執筆した信憑性に欠ける記事や専門家が執筆した解読が難解な記事しかなく、素人が目にしても理解できない記事が多いです。
パーソナルジムの実店舗「ダイエットパートナー」の運営も行い、数々の健康改善のお手伝いをしている株式会社FiiTがシミ取りについて分かりやすく簡潔に解説します。
シミ取りについて詳しく知りたい人は、この記事を全て読み込むことで、シミ取りで得られる効果・自分に合った美容クリニックの選び方について深く理解することができることをお約束します。
シミ取りレーザーとは?
シミ取りレーザーとは、レーザー光線によってシミの原因となるメラニン色素を破壊し、シミそのものを除去する美容施術です。美容外科・美容クリニックのほとんどで実施されており、多くの人が利用しています。
シミ取りレーザーで使用する光の波長は、シミができている異常細胞にのみ働くため、正常な細胞を傷つける心配はありません。正常で綺麗な細胞はそのままに、異常が発生している細胞のみをピンポイントで破壊することが可能です。
またシミ取りレーザーは、数ある美容施術の中でも手軽に受けられるのが魅力です。施術時間も短く、かつダウンタイムも長くないため、初めて美容施術にチャレンジする人にも向いています。
シミ取りレーザーの種類
Qスイッチルビーレーザー
Qスイッチルビーレーザーは、1960年代に誕生したレーザー機器です。シミ取りにおけるレーザー治療の定番機器になります。
現在のレーザー機器の発祥とも言える機器であり、今でも多くの美容外科・クリニックで使用されているレーザー機器。ルビー結晶を用いてレーザー光を直線的に放射させることができます。
694nmの波長を放つレーザーで、メラニン色素への吸収率が高いことが特徴です。そのため、「そばかす」や「老人性色素斑」などの一般的なシミ治療に有効性を示します。
QスイッチYAGレーザー
QスイッチYAGレーザーは、現在の美容外科・クリニックで多く使用されているレーザー機器です。532nmと1064nmの2つの異なる波長を放出させることができ、肌の浅部から深部の両方を治療することができます。
シミ・そばかす・ホクロなど黒い色素だけでなく、アザや刺青などの赤い色素にも有効性を示すことが特徴です。非常に治療用途が広いため、多くのクリニックで実用されています。
またレーザーの照射時間が短く、かつ瞬間的に放射できるので周囲の皮膚へのダメージを抑えることが可能です。そのためダウンタイムの症状を抑えることができます。
レーザートーニング
レーザートーニングは、Qスイッチレーザーでの治療が難しい『肝斑』の治療にも適したレーザー機器です。レーザー機器の定番であるQスイッチレーザーと共に多くの美容外科・クリニックで実用されています。
Qスイッチレーザーは、照射中心部への照射が強い反面、周囲への照射力が弱いことが弱点です。レーザートーニングは、レーザーの照射力が均一であるため、肝斑・色素沈着の治療にも適しています。
また肌へのダメージが少なく、ダウンタイムの症状を抑えることができます。ただしQスイッチレーザーよりも照射力が劣るため、複数回の照射が必要になることが弱点です。
PICOトーニング
PICOトーニングは、現在実装されているシミ取りレーザー機器の中でも最新式のモデルです。ダウンタイムが少なく、かつシミ・肝斑・そばかす・色素沈着などを徐々に薄くしていくことができます。
PICOトーニングの最大の特徴は、短時間でのレーザー照射が可能であることです。その速さは「ピコ秒」と表現されており、「1秒の1兆分の1」に当たる照射時間と言われています。
またPICOレーザーは従来のレーザーでは砕ききれないサイズのメラニンを細粉砕することが可能です。より細かくメラニンを粉砕することができるため、より早く効果を実感することができます。
シミ取りレーザーの治療内容
次にシミ取りレーザーの治療内容に関して解説します。「シミ」と一言に言ってもシミには様々な種類があり、シミの種類によって受けるべきレーザー治療も違います。
これからシミ取りレーザーでの施術を検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。
そばかす
そばかすは、顔に斑点が広がるタイプのシミです。雀卵斑(じゃくらんはん)とも呼ばれ、遺伝的な要因で発生することが多いシミになります。
そばかすは、顔や腕などの日光露出部に多く出現する小さなシミのことです。遺伝的な要因で発生すると言われており、白人に多く見られます。日本人では色白な人にできやすい傾向があります。
そばかすの治療には、Qスイッチレーザーやレーザートーニングなど様々な機器を使用することが一般的です。場合によっては、他のシミ治療よりも低費用で治療を行うことができます。
老人性色素斑
老人性色素斑は、一般的に「シミ」と言われるものです。「シミ取り」は主に老人性色素斑を指すことが多いです。
紫外線により肌のメラノサイトが刺激されると、シミの元となるメラニン色素が増えます。肌の新陳代謝が衰えるとメラニン色素が蓄積しシミとなって現れます。
シミ取り治療では、老人性色素斑の元となるメラニン色素をレーザー照射によって粉砕します。治療期間は機器によって異なりますが、どの機器でも確実にシミを改善することが可能です。
肝斑
肝斑は、一般的なシミ(老人性色素斑)とは異なるタイプのシミの一種です。肝斑は、アジア人女性に多く見られるシミの一種で、両頬に同じようにできるのが特徴です。メイクやクレンジングによる刺激が原因と言われています。
肝斑の治療には、主にレーザートーニングが使用されます。レーザートーニングが実用されていないクリニックだと治療が難しい場合があるので注意が必要です。
また肝斑はメイクやクレンジングによる刺激が原因であることが多いため、シミ取りレーザーによる治療だけでなく、その後のスキンケアにも配慮することが重要です。
炎症後色素沈着
炎症後色素沈着は、「ニキビ痕」と表現されることもあり、老人性色素沈着や肝斑とは違った種類のものです。一般的なシミではないので、治療方法も異なります。
炎症後色素沈着は、やけどや外傷、ニキビなどによる炎症が起きた後に肌内部にメラニンが溜まってしまう状態。茶褐色や灰褐色、紫褐色のシミのような跡が残ります。
炎症後色素沈着は、肌の劣化が原因でないため、場合によってはレーザー治療が必要でない場合も多いです。肌のターンオーバーにより自然と治る可能性もあるので、シミとの区別が非常に重要です。
シミ取りの美容クリニックの選び方
本題である、シミ取りの美容クリニックの選び方を解説します。
シミ取りレーザー治療を成功させるためには、適当にクリニックを選ぶのではなく、様々な要素からクリニックを選択することが重要です。
ここで解説する内容を参考に、ぜひ自分に合った美容クリニックを見つけてください。
自分に適したシミ取りレーザーがあるか
美容クリニックを選定する大前提として、自分の症状の治療に適したシミ取りレーザー機器を導入しているかが重要です。治療内容に適した機器が導入されていない場合、せっかく通院しても根本的な改善に繋がらない可能性があります。
例えば、シミの一種である「肝斑」を治療するためには、『レーザートーニング』という機器を用いることが必須です。レーザートーニングが完備されていないクリニックでは、完璧に肝斑を治療することは難しいでしょう。
ほとんどの美容クリニックでは、実用しているレーザー機器と治療可能であるシミの症状をホームページ上で解説しています。まずはホームページ上でどのような機器を導入しているのかチェックしてみましょう。
信頼できる医師がいるクリニックを選ぶ
美容クリニックを選ぶ際には、信頼できる医師がいるかが重要です。信頼できる腕の良い医師がいれば、治療が成功するだけでなく、安心して施術を任せることができます。
シミ取りを含む美容クリニックでの美容施術は、手術やダウンタイムによるリスクが高いです。手術に失敗すれば、後遺症が残る危険性もあります。万が一の医療事故を未然に防ぐためにも、腕の良い医師がいる美容クリニックを選択することが重要です。
信頼できる医師を見つけるためには、まずクリニックのレビューなどをチェックしてみましょう。医師に対する利用者の口コミを見れば、クリニックと医師の評判を事前にチェックすることができます。
アフターケアが充実しているか
美容クリニックを選ぶ際には、アフターケアの充実度も非常に重要です。アフターケアや術後のアフターサービスが充実しているクリニックであれば、安心して施術を受けることができます。
美容施術におけるアフターケアには、主にダウンタイムを抑えるための点滴や薬の処方が代表的です。ダウンタイムの症状は人によって異なっており、場合によっては薬などの処方が必要になります。
またアフターサービスの一環として美容クリニックの中では、術後の定期通院サービスを実施しているお店もあります。特別なダウンタイムの症状が発生していなくても、担当医師の診察を受けることができます。
保証内容が充実しているか
美容クリニックを選ぶ際には、保証内容にも目を向けることが重要です。保証内容が充実していれば、万が一の術後トラブルが発生しても別途費用がかかることはありません。
シミ取りを含む美容施術では、医療事故や術後トラブルのリスクが自ずと発生します。どんなに腕の優れた医師でも医療事故のリスクはゼロになりません。万が一のリスクを考えて出来るだけ保証が整ったクリニックを選びましょう。
カウンセリングの対応に着目する
美容クリニックを選ぶ際のポイントとして、カウンセリングの対応に着目してみましょう。カウンセリング時のカウンセラーや医師の対応が悪いクリニックに通うのはおすすめしません。
基本的にどの美容クリニックでも無料でカウンセリングを受けることが可能です。もちろんカウンセリングを受けたからといって、必ずしも施術を受ける必要はありません。カウンセリング時の対応が悪ければ、迷わず施術を受けずに帰宅しましょう。
またカウンセリング時の対応は、ある程度クリニックのレビューで事前にチェックすることができます。「無理な勧誘を受けた」「カウンセラーの対応が悪かった」という口コミがあれば要注意です。
シミ取りにおすすめの美容クリニック
最後にシミ取りにおすすめのクリニックを紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
湘南美容外科
治療 | メニュー | 料金(税込) |
レーザー | シミ取りレーザー10(10個まで取り放題) 2mm〜 ピコトーニング レーザートーニング |
26,000円 2680円〜 11,000円 8,750円〜 |
光治療 | フォトRF ポラリス |
9,980円 10,800円 |
内服薬 | 美容内服 | 5,500円 |
外用薬 | レチノン酸クリーム ハイドロキノン |
7,150円 7,150円 |
美容クリニック業界の中でもトップクラスの実績と店舗数を誇るのが湘南美容外科です。湘南美容外科のシミ取りレーザー(レーザートーニング)の症例実績は、2021年12月末時点で311,391件。
30万件以上の症例実績がある美容外科は全国でもそう多くはありません。症例実績が多いということは、それだけ信頼性と安全性が高いことを表します。
また湘南美容外科のシミ取り施術の特徴は、10個までシミ取り放題のプランがあることです。「シミ取りレーザー10」のプランでは、大きさ問わず10個までシミ取りを一律料金で行うことができます。
大きなシミから順に施術を行っていくことで、コンプレックスだった顔のシミも改善することが可能です。実際に利用者の多くが「シミ取りレーザー10」のプランで施術を行っています。
また「ピコスポット シミ取り放題」のプランなら、数に関係なく何個でもシミ取りを行うことが可能。ピコスポットのプランがある店舗は限られていますが、シミを10個以上除去したい人には非常におすすめのプランになります。
TCB東京中央美容外科
治療 | メニュー | 料金(税込) |
レーザー | ピコトーニング(ピコレーザー) ヤグレーザー |
9,800円 – |
光治療 | ライトフェイシャル ライムライト |
2,040円 – |
内服薬 | シミ・肝斑セット | 5,500円 |
外用薬 | トレチノイン0.025% 5g | 5,800円 |
豊富な症例数と高い評判を得ているのが、TCB東京中央美容外科です。TCB東京中央美容外科のピコレーザー治療では、照準範囲によって料金設定が異なるのが特徴です。照準範囲を選べるので、無駄な出費を避けることができます。
またオプションでイオン導入や高濃度ビタミンC点滴、ReganSkinSRSマスクと併用することも可能。さらにシミ取り効果を高めることに繋がります。
TCB東京中央美容外科では、『内服治療』もしくは『トレチノイン・ハイドロキノン療法』を主としたシミ取り治療も提案しているのが特徴。外科手術とは違い薬療法ですので、腫れや痛みなどの副作用が少ないのがポイントです。電気メスなどを使用しないので、抵抗なく治療をスタートすることができます。
品川美容外科
治療 | メニュー | 料金(税込) |
レーザー | ピコトーニング(ピコレーザー) ヤグレーザー |
9,790円 4,320 |
光治療 | フォトシルクプラス ライムライト |
8,640円 33,600円 |
内服薬 | 美白対策セット | 10,700円 |
外用薬 | トラネキサム酸内服薬60カプセル | 2,120円 |
品川美容外科もシミ取り治療でおすすめしたい美容クリニックの一つです。豊富なメニューが魅力で、レーザー治療はもちろん、光治療・内服薬処方など様々なメニューから選ぶことができます。
品川美容外科では、特にカウンセリングに力を入れているのが特徴です。なんと無料カウンセリングを何度でも受けることが可能。複数院でカウンセリングを受けた後に再度無料カウンセリングを受けることもできます。
東京美容外科
治療 | メニュー | 料金(税込) |
レーザー | ピコトーニング(ピコレーザー) ヤグレーザー |
3,300円 10,700 |
光治療 | ルメッカ ライムライト |
27,500円 – |
内服薬 | トラネキサム酸内服 | 6,600円 |
外用薬 | – | – |
東京美容外科のレーザーによるシミ取り治療は、肌へのダメージを減らした医療機器を使用しています。ほとんど痛みを気にせずレーザー治療を受けることができます。
また初回限定価格を儲けているのも特徴です。光治療の一種である『ルメッカ』を初回限定価格27,500円で受けることができます。ルメッカにより、薄いシミや赤ら顔の治療を行うことが可能です。
聖心美容クリニック
治療 | メニュー | 料金(税込) |
レーザー | ピコトーニング(ピコレーザー) ヤグレーザー |
38,500円 5,500円 |
光治療 | CellecV(セレックV) ライムライト |
30,800円 36,300円 |
内服薬 | トラネキサム酸錠 30日分 | 4,180円 |
外用薬 | クリスタル・トマト サプリメント 30錠 | 14,300円 |
聖心美容クリニックは、直接医師がカウンセリングをしてくれるのが特徴のクリニックです。カウンセラーではなく、医師が直接カウンセリングしてくれるので、自分に合った最適な治療方法を提案してくれます。
また聖心美容クリニックでは、シミ取り治療のアフターケアとして、オプションにメディカルコスメも用意されているのが魅力。メディカルコスメを利用すれば、レーザー治療により稀に起こる色素沈着を防ぐことができます。
【シミ取り】美容クリニックの選び方まとめ
今回は、シミ取りを受ける際の美容クリニックの選び方について解説しました。
比較的手軽に行えるシミ取り治療は、多くの女性に人気のある美容治療です。しかし美容クリニックによって、シミ取り治療の方法や得られる効果は違ってきます。
これからシミ取り治療を受けることを検討している人は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。

