【ピコレーザー】失敗したくない方向け!!美容クリニックの選び方

「ピコレーザーをする時のクリニックの選び方は?」
「そもそもピコレーザーってどんな効果があるの?」
「自分に合った美容クリニックを知りたい」

上記でお悩みではありませんか?

実際に現状「美容クリニック 選び方」等と検索しても、美容クリニックの利用経験がない人が執筆した信憑性に欠ける記事や専門家が執筆した解読が難解な記事しかなく、素人が目にしても理解できない記事が多いです。

パーソナルジムの実店舗ダイエットパートナー」の運営も行い、数々の健康改善のお手伝いをしている株式会社FiiTがピコレーザーについて分かりやすく簡潔に解説します。

ピコレーザーについて詳しく知りたい人は、この記事を全て読み込むことで、ピコレーザーで得られる効果・自分に合った美容クリニックの選び方について深く理解することができることをお約束します。

ピコレーザーとは?

ピコレーザーは、「ピコ秒(1兆分の1という意)」という短時間で、レーザーを照射し、皮膚のメラニン色素を減少させる美容治療のことです。

低出力のレーザーを短時間でレーザーのように照射することで、肌へのダメージを最低限に抑えながら「シミ」「くすみ」などの改善を行います。従来のレーザー治療では難しかった肝斑にも効果的です。

またピコレーザーは、他のレーザー治療に比べダウンタイムがほとんどないため、施術後にはメイクを行うこともできます。痛みやダウンタイムが少なく、かつメイクも可能であることから今人気の美容治療です。

ピコレーザーの効果

次にピコレーザーの主な効果について解説します。ピコレーザーによる主な効果は以下の5つです。

  • 老人性色素斑(シミ)・そばかすの改善
  • 肝斑の改善
  • 肌質改善

順に深堀して解説していきます。

老人性色素斑(シミ)・そばかすの改善

ピコレーザーによる治療では、老人性色素斑(シミ)とそばかすの改善に期待できます。従来のレーザー治療よりも肌への負担を軽減しながら、シミとそばかすの改善が可能です。

そばかすは、顔に斑点が広がるタイプのシミです。雀卵斑(じゃくらんはん)とも呼ばれ、遺伝的な要因で発生することが多いシミになります。そばかすは、顔や腕などの日光露出部に多く出現する小さなシミのことです。遺伝的な要因で発生すると言われており、白人に多く見られます。日本人では色白な人にできやすい傾向があります。

老人性色素斑は、一般的に「シミ」と言われるものです。「シミ取り」は主に老人性色素斑を指すことが多いです。紫外線により肌のメラノサイトが刺激されると、シミの元となるメラニン色素が増えます。肌の新陳代謝が衰えるとメラニン色素が蓄積しシミとなって現れます。

シミ取り治療では、老人性色素斑とそばかすの元となるメラニン色素をレーザー照射によって粉砕します。治療期間は機器によって異なりますが、どの機器でも確実にシミを改善することが可能です。

肝斑の改善

肝斑は、一般的なシミ(老人性色素斑)とは異なるタイプのシミの一種です。肝斑は、アジア人女性に多く見られるシミの一種で、両頬に同じようにできるのが特徴です。メイクやクレンジングによる刺激が原因と言われています。

肝斑の治療には、主にピコトーニングが使用されます。ピコトーニングが実用されていないクリニックだと治療が難しい場合があるので注意が必要です。

また肝斑はメイクやクレンジングによる刺激が原因であることが多いため、ピコトーニングによる治療だけでなく、その後のスキンケアにも配慮することが重要です。

肌質改善

ピコレーザーによる治療では、シミ・そばかす・肝斑の治療だけでなく、肌質そのものを改善することに繋がります。シミ・そばかすの改善と共に肌質改善にも繋がるため、他のレーザー治療よりも人気が高いです。

ピコレーザーでは、真皮層にある線維芽細胞への刺激によって、コラーゲンなど肌を構成する細胞の生成が促進されます。これにより、肌の艶やハリを得ることが可能です。

また皮膚線を引き締め皮脂の分泌を抑えることにより、毛穴の開きを改善することもできます。

ピコレーザーの照射種類

ピコレーザーはレーザー照射の種類に違いがあります。以下ではそれぞれのピコレーザー照射モードについて解説します。

ピコスポット

ピコスポットは、老人性色素沈着(シミ)やそばかすなどに使用される照射モードです。気になる部位にピンポイントで照射することができるため、シミ・そばかすの元となるメラニン色素を粉砕することに適しています。

ピコスポットは、熱作用ではなく衝撃波によってメラニン色素を粉砕するので、正常色素への負担が少ないことがメリット。正常色素へのダメージが少ないので、照射中の痛みもほとんどありません。

またピコスポットは、濃いシミだけでなく、薄いシミにも反応することが特徴です。Qスイッチ(レーザー治療の一種)では難しかった「薄いシミ」の治療を行うことができます。

ピコトーニング

ピコトーニングは、ピコスポットは違って持続的かつ広範囲にレーザーを照射するものです。ピコスポットと同じく衝撃波でメラニン色素を破壊するため、肌へのダメージを最小限に抑えることができます。

またピコトーニングの最大の特徴は、ピコレーザー機器の3種類照射モードの中で唯一「肝斑」の治療が可能であることです。肝斑の治療を目的にピコレーザーを行う方は、必然的にピコトーニング照射を受けることになります。

また肝斑の治療に加えて、肌全体のくすみ除去・トーンアップも可能です。肌質そのものを改善することができます。照射時の痛みもほぼありません。

ピコフラクショナル

ピコフラクショナルは、ピコレーザーを無数の点状に照射し、肌の真皮部分にまで刺激を加えることによって、肌を入れ替える照射モードです。

ピコレーザーにおける3種類の照射モードの中でも、肌の凹凸改善を目的としたものになります。主に若返りを目的にピコレーザーを行う人に適した照射モードです。

また肌のハリや弾力の源であるコラーゲンやエラスチンの生成促進も促すので、ニキビ跡・毛穴の開き・たるみの改善にも効果的。さらに照射後は比較的早く肌の変化を実感することができます。

ピコレーザーのメリットとデメリット

ピコレーザーのメリット

肝斑や薄いシミの治療ができる

肝斑や薄いシミなどの治療ができることがピコレーザーのメリットです。従来のレーザー治療である『Qスイッチ』などではできなかった治療も、ピコレーザーにより行うことができます。

ピコレーザーの照射方法の一種である『ピコトーニング』では、肝斑の治療が可能。今まで肝斑の治療には、内服薬である『トラネキサム酸』の処方が一般的でしたが、ピコトーニングを照射することで、より肝斑の治療を早めることができます。

またピコレーザーは、熱作用ではなく衝撃波によるメラニン色素粉砕を行うため、薄いシミや多色タトゥーにも効果を発揮するのが特徴です。

施術時の痛みやダウンタイムが少ない

施術時の痛みやダウンタイムが少ないことも、ピコレーザーの大きなメリットです。ピコレーザーは他のレーザー照射治療に比べて、レーザーの出力が少ないのが特徴。そのため肌へのダメージが少なくなる傾向にあります。

レーザー照射で発生する「赤み」や「ほてり」といったダウンタイムも少ないです。Qスイッチのレーザー照射後には必須の保護パッチや皮膚剤も必要ありません。

肌質改善ができる

肌質そのものを改善できることもピコレーザーのメリットです。シミやそばかすの改善はもちろんのこと、今までよりも一層美しい肌質を手に入れることができます。

シミやそばかすの悩みを抱える人の多くが、「毛穴の開き・シワ・たるみ」などの肌悩みを抱えています。ピコレーザー施術を受けることで、シミやそばかすの改善と同時に肌質改善を行うことが可能です。

またピコフラクショナルモードでの照射なら、コラーゲン・エラスチンを生成し、肌のターンオーバーを促すことができます。肌のターンオーバーが促進されることで、肌が若返ることでしょう。

ピコレーザーのデメリット

費用が高額

Qスイッチなど従来のレーザー治療に比べて、費用が高額であることがピコレーザーのデメリットです。美容目的の治療の場合は、保険適用の対象外なのでかなりの費用が発生する場合があります。

ただし厚生労働省の承認を得ているマシンなら、保険適用となる可能性が高いです。保険が適用されるかどうかは、必ず施術前に確認しておきましょう。

ピコレーザーを受けられるクリニックが限られる

美容クリニックの中には、そもそもピコレーザー治療を実施していないお店も多いです。ピコレーザーマシンは高額であるため、予算的に導入できていないクリニックもあります。

ピコレーザーの歴史は、従来のQスイッチレーザーに比べると浅いため、導入しているクリニックは限られます。大手美容クリニックならほぼ実用されていますが、個人または小規模経営の美容クリニックでは、ピコレーザー施術ができない場合も多いです。

ピコレーザーにおける美容クリニックの選び方

ピコレーザーにおける美容クリニックの選び方を解説していきます。

これからピコレーザー治療を検討している人は、ぜひ参考にしてください。

ピコレーザーマシンが導入されているか

ピコレーザーを受けたいなら、まず大前提として該当の美容クリニックにピコレーザーマシンが導入されているかを確認することが必須です。

ピコレーザーマシンは、Qスイッチに比べるとまだまだ歴史が浅く、美容クリニックの中には未だ導入していないお店もあります。肝斑などの治療にはピコレーザーマシンが必須ですので、ピコレーザーマシンの導入はあらかじめチェックしておきましょう。

ピコレーザーマシンが導入されているかをチェックするには、該当の美容クルニックが掲載している公式ホームページをチェックするのがおすすめです。ほとんどの美容クリニックで導入機器が紹介されています。

信頼できる医師がいるクリニックを選ぶ

美容クリニックを選ぶ際には、信頼できる医師がいるかが重要です。信頼できる腕の良い医師がいれば、治療が成功するだけでなく、安心して施術を任せることができます。

ピコレーザーを含む美容クリニックでの美容施術は、手術やダウンタイムによるリスクが高いです。手術に失敗すれば、後遺症が残る危険性もあります。万が一の医療事故を未然に防ぐためにも、腕の良い医師がいる美容クリニックを選択することが重要です。

信頼できる医師を見つけるためには、まずクリニックのレビューなどをチェックしてみましょう。医師に対する利用者の口コミを見れば、クリニックと医師の評判を事前にチェックすることができます。

アフターケアが充実しているか

美容クリニックを選ぶ際には、アフターケアの充実度も非常に重要です。アフターケアや術後のアフターサービスが充実しているクリニックであれば、安心して施術を受けることができます。

美容施術におけるアフターケアには、主にダウンタイムを抑えるための点滴や薬の処方が代表的です。ダウンタイムの症状は人によって異なっており、場合によっては薬などの処方が必要になります。

またアフターサービスの一環として美容クリニックの中では、術後の定期通院サービスを実施しているお店もあります。特別なダウンタイムの症状が発生していなくても、担当医師の診察を受けることができます。

保証内容が充実しているか

美容クリニックを選ぶ際には、保証内容にも目を向けることが重要です。保証内容が充実していれば、万が一の術後トラブルが発生しても別途費用がかかることはありません。

ピコレーザーを含む美容施術では、医療事故や術後トラブルのリスクが自ずと発生します。どんなに腕の優れた医師でも医療事故のリスクはゼロになりません。万が一のリスクを考えて出来るだけ保証が整ったクリニックを選びましょう。

カウンセリングの対応に着目する

美容クリニックを選ぶ際のポイントとして、カウンセリングの対応に着目してみましょう。カウンセリング時のカウンセラーや医師の対応が悪いクリニックに通うのはおすすめしません。

基本的にどの美容クリニックでも無料でカウンセリングを受けることが可能です。もちろんカウンセリングを受けたからといって、必ずしも施術を受ける必要はありません。カウンセリング時の対応が悪ければ、迷わず施術を受けずに帰宅しましょう。

またカウンセリング時の対応は、ある程度クリニックのレビューで事前にチェックすることができます。「無理な勧誘を受けた」「カウンセラーの対応が悪かった」という口コミがあれば要注意です。

ピコレーザーにおすすめの美容クリニック

最後にピコレーザーにおすすめの美容クリニックを紹介します。

ぜひ参考にしてみてください。

TCB東京中央美容外科

メニュー 料金(税込)
ピコレーザー(ライト初回) 9,800円
ピコレーザー フラクショナル 19,800円

豊富な症例数と高い評判を得ているのが、TCB東京中央美容外科です。TCB東京中央美容外科のピコレーザー治療では、照準範囲によって料金設定が異なるのが特徴です。照準範囲を選べるので、無駄な出費を避けることができます。

またオプションでイオン導入や高濃度ビタミンC点滴、ReganSkinSRSマスクと併用することも可能。さらにシミ取り効果を高めることに繋がります。

TCB東京中央美容外科では、『内服治療』もしくは『トレチノイン・ハイドロキノン療法』を主としたシミ取り治療も提案しているのが特徴。外科手術とは違い薬療法ですので、腫れや痛みなどの副作用が少ないのがポイントです。電気メスなどを使用しないので、抵抗なく治療をスタートすることができます。

湘南美容外科

メニュー 料金(税込)
ピコトーニング(初回) 11,000円
ピコスポットシミ取り放題 63,000円

美容クリニック業界の中でもトップクラスの実績と店舗数を誇るのが湘南美容外科です。湘南美容外科のシミ取りレーザー(レーザートーニング)症例実績は、2021年12月末時点で311,391件。

30万件以上の症例実績がある美容外科は全国でもそう多くはありません。症例実績が多いということは、それだけ信頼性と安全性が高いことを表します。

また「ピコスポット シミ取り放題」のプランなら、数に関係なく何個でもシミ取りを行うことが可能。ピコスポットのプランがある店舗は限られていますが、シミを10個以上除去したい人には非常におすすめのプランになります。

東京美容外科

メニュー 料金(税込)
ピコトーニング(全顔) 49,500円
ピコレーザー1mm 3,300円

東京美容外科のピコレーザーは、ピコトーニングモードを使用して行う施術方式です。ピコトーニングは、肌への照射時間が短いので、最小限の負担で治療を行うことができます。

またピコレーザー施術を行った人に対し、安心保証のアフターサービス制度を設けているのも特徴です。万が一、ダウンタイムの症状が強かった場合でも、しっかりとアフターフォローが充実しているので安心して施術を任せることができます。

聖心美容クリニック

メニュー 料金(税込)
ピコトーザー 49,500円
PICOトーニング 38,500円

聖心美容クリニックは、直接医師がカウンセリングをしてくれるのが特徴のクリニックです。カウンセラーではなく、医師が直接カウンセリングしてくれるので、自分に合った最適な治療方法を提案してくれます。

また聖心美容クリニックでは、シミ取り治療のアフターケアとして、オプションにメディカルコスメも用意されているのが魅力。メディカルコスメを利用すれば、レーザー治療により稀に起こる色素沈着を防ぐことができます。

ガーデンクリニック

メニュー 料金(税込)
ピコシミ取り 3,300円
ピコレーザートーニング 11,000円

ガーデンクリニックのピコレーザートーニングは、初回限定11,000円で受けることができます。通常価格は41,800円なので、かなり割安です。

ガーデンクリニックは、開院から20年以上の実績を誇る老舗美容クリニック。多くの症例数を誇り、幅広い年齢層の美容に携わってきた実績があります。カウンセリングにも非常に力を入れているので、症状に応じて最善の治療法を提案してくれます。

【ピコレーザー】美容クリニックの選び方まとめ

今回は、ピコレーザーを受ける際の美容クリニックの選び方について解説しました。

比較的手軽に行えるピコレーザー治療は、多くの女性に人気のある美容治療です。しかし美容クリニックによって、ピコレーザーの照射方法や得られる効果は違ってきます。

これからピコレーザー治療を受けることを検討している人は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。