【ピーリング】失敗したくない方向け!!美容クリニックの選び方

「ピーリングをする時のクリニックの選び方は?」
「そもそもピーリングってどんな効果があるの?」
「自分に合った美容クリニックを知りたい」

上記でお悩みではありませんか?

実際に現状「美容クリニック 選び方」等と検索しても、美容クリニックの利用経験がない人が執筆した信憑性に欠ける記事や専門家が執筆した解読が難解な記事しかなく、素人が目にしても理解できない記事が多いです。

パーソナルジムの実店舗ダイエットパートナー」の運営も行い、数々の健康改善のお手伝いをしている株式会社FiiTがピーリングについて分かりやすく簡潔に解説します。

ピーリングについて詳しく知りたい人は、この記事を全て読み込むことで、ピーリングで得られる効果・自分に合った美容クリニックの選び方について深く理解することができることをお約束します。

ピーリングとは?

ピーリングは「ケミカルピーリング」とも呼ばれている一種の肌再生治療法です。皮膚に専用の薬剤を塗布して角質層から表皮上層部を剥がし、肌の生まれ変わり周期を正常に戻す治療です。

人間の肌は、加齢と共にターンオーバー(肌の生まれ変わり)の速度が減少します。そのため、古い角質が肌に溜まり、様々な肌トラブルを引き起こす原因となるのです。

ピーリングで用いる専用薬剤はターンオーバーを正常の状態、もしくは、正常よりもさらに肌細胞を活性化させることにより古い角質層を剥がして新たな角質層を生成することに働きかけてくれます。

ピーリングの効果

次にピーリングの効果について解説していきます。ピーリングによる主な効果は以下の3つです。

  • エイジングケア効果
  • 毛穴の開きが改善される
  • ニキビ・ニキビ痕の改善

順に深堀して解説していきます。

エイジングケア効果

ピーリングによる薬剤治療は、エイジングケアに効果的です。そのため、特に肌の劣化が始める25歳以上の方は目に見える効果を発揮することができます。

ピーリングに用いる専用薬剤は、肌のターンオーバーを促し、古くなった角質層を剥がします。これによって、肌のターンオーバーが正常に機能するだけでなく、これまでより肌細胞を活性化させることが可能です。

肌の老朽化により溜まったメラニン色素を排出したり、毛穴の詰まりを除去することも可能。シミやくすみも改善されるので、今までよりも若返った肌質を実感することができます。

毛穴の開きが改善される

ピーリングでは、毛穴の開きを改善することも可能です。化粧品でのスキンケアよりも、医師が処方する薬剤を使用したピーリング施術は、高い毛穴開きの改善効果が期待できます。

ピーリングでは肌表面の角質を溶かす際に、毛穴の詰まった皮脂汚れも取り除きます。肌のターンオーバーを促すことで、毛穴の開きを引き締めることが可能です。

また同じ美容施術として「レーザートーニング」や「ダーマペン」による治療も毛穴の改善には効果的。ケミカルピーリングと同時にこれらの治療を行うことで、より一層毛穴の開きを改善することに繋がるでしょう。

ニキビ・ニキビ痕の改善

ニキビやニキビ痕の改善にもピーリングが効果的。毛穴詰まりをピーリングによって改善することで、ニキビやニキビ痕の治療にも繋がります。

ニキビの根本的な改善には、毛穴の詰まりを改善することが必須。ケミカルピーリングでは、古くなった角質を剥がして皮脂分泌を促すことから、白ニキビ・赤ニキビにも対応することができます。

ただしニキビにはいくつかの種類があり、ピーリングが効果を発揮するのは主に「赤み」を帯びたニキビの治療です。色素沈着やクレーターには、レーザー治療やダーマペンでの美容治療が有効とされているので注意しましょう。

ピーリングの種類と注意点

ケミカルピーリングと一言にいっても、使用する薬剤には様々なものがあります。薬剤によって効果・効能や副作用は異なるので注意が必要です。

ケミカルピーリングでは主に、グリコール酸・サリチル酸などの『酸』を使用して治療を行います。これらの薬剤は、皮膚の表面にある角質を除去して皮膚の細胞活性を促進させ、代謝を働かせる効能があるものです。

ただし効能に優れた薬剤ほど、その副作用は強くなる傾向にあります。そのためケミカルピーリングを医師の指導無しに行うのは非常にリスクが高いです。「薬を塗っておけば良い」と安易に考えていると思わぬ肌トラブルを招く危険性もあります。

まずは自分自身で使用する薬剤について詳しくなり、その上で医師の処方に基づいて薬剤を使用しましょう。以下では、ピーリングに使用される主な薬剤に関して解説していきます。

グリコール酸

グリコール酸は、ケミカルピーリングの中で最もベーシックな薬剤です。リンゴ・パイナップル・サトウキビなどに含まれており、「フルーツ酸」とも呼ばれています。

グリコール酸のメリットは、低い濃度から試すことが出来る点です。濃度が低くても十分に効果を発揮してくれるので、肌への負担を軽減することができます。

グリコール酸は角質を取り除く作用があるので、ニキビやニキビ跡の改善に効果的です。また肌の弾力や保湿力をアップする効果も期待することができるので、くすみ・ざらつきなどにも効果を発揮します。

また濃度の低いグリコール酸は、市販で購入できる化粧水などにも含まれる場合が多いです。副作用として、赤みなどを伴う症状が発生する場合もありますが、ダウンタイムはほとんどありません。

サリチル酸マクロゴール

サリチル酸マクロゴールも、グリコール酸と同じくケミカルピーリングに使用されるベーシックな薬剤です。強力な溶解作用を持つ「サリチル酸」と保護剤の役割を持つ「マクロゴール」を組み合わせた薬剤になります。

サリチル酸マクロゴールの特徴は、施術中の痛みや副作用を抑えながら、高いピーリング効果が期待できることです。副作用として肌のピリピリ感や赤みが伴うことがありますが、ダウンタイムはほとんどありません。

またサリチル酸マクロゴールには、角栓をできにくくする作用もあるのが特徴です。ニキビ・ニキビ痕の改善はもちろん、毛穴の黒ずみ・開き、シワやタルミにも効果を発揮します。

トリクロロ酸

トリクロロ酸は、グリコール酸やサリチル酸マクロゴール以上に強力な剥離作用を持つ薬剤です。効能が大きいだけに、資格を持たない人が独断で使用するのは危険な薬剤となります。

トリクロロ酸は、肌の表面だけでなく真相にある真皮レベルまで到達して、コラーゲン増生を誘導するのが特徴です。そのためニキビの改善だけでなく、凸凹になってしまったクレーター状のニキビ痕の改善にも効果を発揮します。また施術後はハリと弾力を実感することが可能です。

ただし副作用が強く、赤みは早く引く傾向があるものの、かさぶたが2週間近く残ることも珍しくありません。必ず医師の診療に基づいて使用するのが鉄則です。

乳酸

乳酸は、ピーリングで使用する薬剤の中でも特にマイルドなものです。天然の乳酸を主成分としている場合が多く、皮膚の浅い部分に作用し、蓄積された古い角質を溶かし、表皮の細胞を活性化して、肌のターンオーバーを正常にする働きがあります。

乳酸は、副作用による施術後の赤みや腫れなどを起こすことがほとんどありません。ダウンタイムの症状が少ないので、施術当日から通常の生活を過ごすことが可能です。

乳酸は、より肌へのダメージを抑えながらピーリングをしたい人におすすめの薬剤です。なるべく肌にストレスを与えずにニキビ痕のケアなどを行いたい人にはピッタリの薬剤になります。

ピーリングのメリットとデメリット

ピーリングのメリット

肌トラブルの改善に繋がる

肌トラブルの改善が可能であることが、ピーリングの持つ最大のメリットです。ニキビ・ニキビ痕・毛穴開きなど、ピーリングによって様々な肌トラブルを改善することができます。

ニキビの根本的な改善には、毛穴の詰まりを改善することが必須。ケミカルピーリングでは、古くなった角質を剥がして皮脂分泌を促すことから、白ニキビ・赤ニキビにも対応することができます。

またピーリングでは肌表面の角質を溶かす際に、毛穴の詰まった皮脂汚れも取り除きます。肌のターンオーバーを促すことで、毛穴の開きを引き締めることが可能です。

肌質が改善される

ピーリングにより肌質そのものが改善される可能性があります。ニキビ・ニキビ痕・毛穴開きなど具体的な肌トラブルだけでなく、肌質そのものを改善することができます。

ピーリングでは、細胞を活性化させ、ターンオーバーを促進させることが可能です。ピーリングでターンオーバーを整えると、潤いのある新しい細胞で肌を構成することができます。

肌年齢の老化と共にターンオーバーの機能は衰えてくるのが現実です。そのため肌年齢が老化する30代〜50代の女性にとって、ピーリングは非常に効果があります。

肌がトーンアップされる

ピーリングを行うことによって、肌のトーンアップをすることが可能です。肌の老化、黒ずみなどトーンダウンに繋がる要素を改善することができます。

ピーリングは、不要な角質を除去する働きがあり、これによって肌が明るくなります。同時にメラニンの排出も促すため、黒ずみの除去も可能です。

ピーリングのデメリット

副作用のリスクがある

副作用のリスクがあることが、ピーリングが持つ最大のデメリットです。ピーリングは、薬剤を使用して肌治療を行います。薬剤には効果・効能を持つと同時に副作用が発生するリスクがあります。

特に高い効果を持つ薬剤ほど、副作用のリスクは高くなるので注意が必要です。ケミカルピーリングで使用する薬剤の中でも『トリクロロ酸』は強力な剥離作用を持つため、間違った使用方法で用いると思わぬ副作用が発症するリスクが高まります。

最近ではピーリングを自宅で行う人も増えてきましたが、市販薬を使用してピーリングを行う際には注意が必要です。もし基本的な知識がないのであれば、美容クリニックに通い、医師が処方した薬剤を使用するようにしましょう。

やりすぎると肌を傷つける

ピーリングをやりすぎると肌そのものを傷つけてしまう可能性があるので注意が必要です。ピーリングで使用する薬剤は、『酸性』であるため、過度に使用すると必要な細胞まで剥がれてしまいます。

ピーリングによって効果・効能を得るためには、用法・用量を適切に守ることが必須です。美容クリニックでは医師が適切な薬剤を選択し、かつ用法・用量に関する指導を行ってくれます。医師の指導はしっかりと聞き入れ、必要以上に薬剤を使用しないことが必須です。

ピーリングにおける美容クリニックの選び方

ピーリングにおける美容クリニックの選び方を解説していきます。

これからピーリングでの肌治療を検討している人は、ぜひ参考にしてください。

ピーリングメニューを確認する

美容クリニックでピーリングによる施術を検討している人は、まず該当のクリニックで提供しているピーリングメニューを確認しておきましょう。

ピーリングと一言に表しても、導入しているピーリングのメニューは美容クリニックによって異なります。自分に合っている薬剤をある程度把握しておき、美容クリニックがピーリングにおいて使用する薬剤と照らし合わせてみましょう。

ピーリングは施術時に使用する薬剤によって、得られる効果や副作用のリスクも異なります。特に敏感肌の方は薬剤の選択により気を配ることが重要です。もし自分に合った薬剤を使用していないのであれば通院を見送りましょう。

信頼できる医師がいるクリニックを選ぶ

美容クリニックを選ぶ際には、信頼できる医師がいるかが重要です。信頼できる腕の良い医師がいれば、治療が成功するだけでなく、安心して施術を任せることができます。

ピーリングを含む美容クリニックでの美容施術は、手術やダウンタイムによるリスクが高いです。手術に失敗すれば、後遺症が残る危険性もあります。万が一の医療事故を未然に防ぐためにも、腕の良い医師がいる美容クリニックを選択することが重要です。

信頼できる医師を見つけるためには、まずクリニックのレビューなどをチェックしてみましょう。医師に対する利用者の口コミを見れば、クリニックと医師の評判を事前にチェックすることができます。

アフターケアが充実しているか

美容クリニックを選ぶ際には、アフターケアの充実度も非常に重要です。アフターケアや術後のアフターサービスが充実しているクリニックであれば、安心して施術を受けることができます。

美容施術におけるアフターケアには、主にダウンタイムを抑えるための点滴や薬の処方が代表的です。ダウンタイムの症状は人によって異なっており、場合によっては薬などの処方が必要になります。

またアフターサービスの一環として美容クリニックの中では、術後の定期通院サービスを実施しているお店もあります。特別なダウンタイムの症状が発生していなくても、担当医師の診察を受けることができます。

予算内の料金であるか

美容クリニックを選ぶ際には、かかる費用にも目を向けることが重要です。ピーリングは基本的に一回だけで施術が完了することはなく、複数回施術を受けることで本来の効果を発揮します。

ピーリングを受ける回数は、症状や使用する薬剤によっても異なりますが、施術回数は主に5〜10回程度です。そのため1回の施術料金だけでなく、5〜10回施術を受けた時の合計費用を計算しておきましょう。

5回以上施術を受けた場合、予算内に費用が収まらないケースもあります。その場合には、施術を受けるクリニックを再検討するのも有効です。

カウンセリングの対応に着目する

美容クリニックを選ぶ際のポイントとして、カウンセリングの対応に着目してみましょう。カウンセリング時のカウンセラーや医師の対応が悪いクリニックに通うのはおすすめしません。

基本的にどの美容クリニックでも無料でカウンセリングを受けることが可能です。もちろんカウンセリングを受けたからといって、必ずしも施術を受ける必要はありません。カウンセリング時の対応が悪ければ、迷わず施術を受けずに帰宅しましょう。

またカウンセリング時の対応は、ある程度クリニックのレビューで事前にチェックすることができます。「無理な勧誘を受けた」「カウンセラーの対応が悪かった」という口コミがあれば要注意です。

ピーリングがおすすめの美容クリニック

最後にピーリングにおすすめの美容クリニックを紹介します。

ぜひ参考にしてみてください。

湘南美容外科

メニュー 回数 料金(税込)
サリチル酸マクロゴール 小1回
小5回
小10回
大1回
大5回
大10回
4,950円
23,500円
44,550円
6,600円
30,930円
57,330円
ブラックピール 顔or首1回 11,000円

湘南美容外科は、美容クリニックとしてトップクラスの知名度と実績を誇るクリニックです。湘南美容外科では、主にサリチル酸マクロゴールとブラックピールを導入したピーリングを実施しています。

湘南美容外科のサリチル酸マクロゴールによるピーリングは、肌の状態や症状によって薬剤の濃度や種類を調整して行われるのが特徴です。なお、施術範囲は「小」または「大」に別れており、「小」の場合は顔、デコルテや背中などは「大」に分類されます。

料金は、10回の施術で44,500円(顔の場合)となっており、5万円以下で施術を完了させることが可能です。信頼性と実績がありながらもコスパよくピーリングを受けることができます。

TCB東京中央美容外科

メニュー 回数 料金(税込)
ブラックピール 顔or首1回 11,000円

TCB東京中央美容外科では、『ブラックピール』という薬剤を使用して、ピーリング施術を実施しています。ブラックピールは、植物性活性炭と乳酸が配合されたVカーボンシステムで行うピーリング薬剤です。

ブラックピールは、肌に刺激が加わりにくい薬剤。剥離成分(天然)と抗酸化成分の作用が、肌の中間層~深層まで働きかけてくれるので、肌のターンオーバーを促進させることができます。

また植物性活性炭には吸着性があり、毛穴汚れへのアプローチ、皮脂バランスを整える作用があるのが特徴です。なお、追加オプションとしてビタミンCやビタミンB6などを導入することもできます。

聖心美容クリニック

メニュー 回数 料金(税込)
ベビーピール 1回
4回
16,500円
59,400円

聖心美容クリニックでは、改良した独自のピーリング薬剤である『ベビーピール』を使用したピーリング施術を行っています。ベビーピールは、ピーリング効果の高い『サリチル酸ピーリング』を改良することで、肌への悪影響やダウンタイムの症状を緩和させた薬剤です。

また聖心美容クリニックは、直接医師がカウンセリングをしてくれるのが特徴のクリニックです。カウンセラーではなく、医師が直接カウンセリングしてくれるので、自分に合った最適な治療方法を提案してくれます。

TAクリニック

メニュー 回数 料金(税込)
サリチル酸マクロゴール 1回
6回
8,300円
46,200円
グリコール酸 1回
6回
6,600円
36,300円

TAクリニックでは、『サリチル酸マクロゴール』と『グリコール酸』のいずれかの薬剤を使用したピーリング施術を行っています。いずれの薬剤を使用するかは医師が選択してくれるので安心です。

またグリコール酸を使用したピーリングでは、デコルテ・背中・臀部のピーリングを行うこともできます。顔以外のピーリング施術を行いたい人にもおすすめです。

東京美容外科

メニュー 回数 料金(税込)
生クリームピーリング 全顔1回 22,000円
Foxピール 美白(初回)
ニキビ(初回)
エイジング(初回)
14,800円
15,800円
9,900円
コラーゲンピーリング 顔全体1回 19,800円

東京美容外科は、『生クリームピーリング・Foxピーリング・コラーゲンピーリング』の3種類のメニューを提供しているのが特徴です。求める効果や肌質によって医師がどの薬剤を使用するかを選択してくれます。

生クリームピーリングは、肌の角質除去と水分・栄養補給が可能。Foxピーリングは、美白・ニキビ・エイジングという3つのタイプ毎に特化したピーリング施術を受けることができます。

【ピーリング】美容クリニックの選び方まとめ

今回は、ピーリングを受ける際の美容クリニックの選び方について解説しました。

比較的手軽に行えるピーリング治療は、多くの女性に人気のある美容治療です。しかし美容クリニックによって、ピーリングで使用する薬剤や料金設定は異なります。

これからピーリング治療を受けることを検討している人は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。