「眼瞼下垂をする時のクリニックの選び方は?」
「そもそも美容クリニックの眼瞼下垂ってどんな効果があるの?」
「自分に合った美容クリニックを知りたい」
上記でお悩みではありませんか?
実際に現状「美容クリニック 選び方」等と検索しても、美容クリニックの利用経験がない人が執筆した信憑性に欠ける記事や専門家が執筆した解読が難解な記事しかなく、素人が目にしても理解できない記事が多いです。
パーソナルジムの実店舗「ダイエットパートナー」の運営も行い、数々の健康改善のお手伝いをしている株式会社FiiTが眼瞼下垂の施術について分かりやすく簡潔に解説します。
眼瞼下垂について詳しく知りたい人は、この記事を全て読み込むことで、眼瞼下垂の施術で得られる効果・自分に合った美容クリニックの選び方について深く理解することができることをお約束します。
美容クリニックで行う眼瞼下垂の施術とは?
眼瞼下垂とは、まぶたが下がって見えにくくなる病態です。美容クリニックでは、リフトアップや二重整形だけでなく、この眼瞼下垂に対する治療も行っています。
眼瞼下垂は、まぶたの開きが弱い、もしくは悪い状態を指すものです。眼瞼下垂になると視野が狭くなってしまうだけでなく、常に眠そうな表情に見えてしまう外見上のデメリットもあります。眼瞼下垂には、先天性のものと後天性のものがありますが、多くは後天性のものです。
また美容クリニックで受けられる施術のほとんどが、自己負担によるものであるのに対し、眼瞼下垂施術は医療保険が適用される可能性があります。もちろん全ての人が保険適用される訳ではありませんが、医師の診断書があれば3割の自己負担で眼瞼下垂を治療することが可能です。
美容クリニックでできる眼瞼下垂の治療法
美容クリニックで出来る眼瞼下垂の治療法は、主に下記の5つです。
- 挙筋腱膜前転法
- 挙筋短縮術
- 挙筋腱膜タッキング
- ミュラータック
- 切らない眼瞼下垂
順に深堀して解説していきます。
挙筋腱膜前転法
挙筋腱膜前転法とは、美容クリニックにおける眼瞼下垂治療法として最も一般的な術式です。挙筋腱膜を裏表で剥がし、腱膜のみを前転させて瞼板に留めてくる術式になります。
挙筋腱膜前転法は、正しく行われれば筋肉の損傷が少ないため、痛みやダウンタイムの症状が小さい施術法です。老化して再度眼瞼下垂の手術が必要である場合にも、再手術によるリスクが少ない術式になります。
挙筋短縮術
挙筋短縮術は、挙筋腱膜前転法では改善が見込めないような強度の眼瞼下垂にも対応できる術式です。主に後天性の眼瞼下垂に用いられる術式でもあります。
挙筋短縮術では、ミュラー筋や腱膜を丸ごと全体縫合することで引き締める術式です。挙筋前転法と比べると手術によるリスクはやや高めです。強力な開瞼効果を得られる一方で、ダウンタイムの症状も強い傾向にあります。
挙筋腱膜タッキング
挙筋腱膜タッキングも美容クリニックで、眼瞼下垂の治療に用いられる治療法の一種です。挙筋腱膜前転法や挙筋短縮術と比べて術式の難易度が低いため、多くの美容クリニックで挙筋腱膜タッキングの術式が採用されています。
挙筋腱膜タッキングでは、たるみの原因である挙筋腱膜を表層からすくい、必要な分だけ縫って引き締める術式です。術式の難易度が低い一方で、瞼板への固定部分を確認しないので固定に不要な組織を巻き込む可能性があります。
ミュラータック
ミュラータックは、挙筋短縮術と同じく、挙筋腱膜前転法では改善が見られないような強度の眼瞼下垂に用いられる術式です。挙筋腱膜とミュラー筋の間を剥離し、ミュラー筋のみたぐりよせて瞼板に固定する術式になります。
硬い腱膜をはずして、軟らかい筋肉のみを利用して短縮するため、開瞼ラインが自然な形になりやすいのがミュラータックの特徴です。ただし軽度から中等度までの症例に適応があり、重度の症例には対応できないことがあります。
切らない眼瞼下垂術
ここまで紹介してきた眼瞼下垂の治療法は、主にメスを用いた外科手術でした。一方で『切らない眼瞼下垂術』は、その名の通り、メスを用いない眼瞼下垂の治療法です。
切らない眼瞼下垂術は、軽度の眼瞼下垂に用いられる施術法になります。挙筋腱膜のたるみそのものを修復するのではなく、ミュラー筋のみを縫い留める手術なので効果は限定的です。
そのため、長期的には元に戻る可能性があります。リスクが少ない分、得られる効果は限られ、かつ効果持続時間も他の眼瞼下垂施術よりも短いのがデメリットです。
美容クリニックにおける眼瞼下垂のメリットとデメリット
眼瞼下垂のメリットとデメリットについて、それぞれ解説していきます。メリットとデメリットの両面を理解したうえで、眼瞼下垂の施術を受けるかを検討してください。
美容クリニックにおける眼瞼下垂のメリット
すぐに効果を得られる
すぐに効果を実感しやすいことが眼瞼下垂施術の大きなメリットです。美容クリニックで行う施術のほとんどは効果が出るまでに一定の時間が必要。一方で、眼瞼下垂施術は直ぐにでも効果を実感することができます。
眼瞼下垂とは、まぶたの開きが弱い、もしくは悪い状態を指すものです。眼瞼下垂を治療することで、まぶたが開き、目元の印象をガラッと変えることができるでしょう。
実際に美容クリニックで眼瞼下垂の治療を受けたほとんどの人が、効果を実感しています。ほとんどの美容クリニックでは、モニターの施術前後写真を掲載しているので、ぜひ閲覧してみてください。
保険診療が適用される場合も
眼瞼下垂の症状によっては、美容クリニックでも保険適用の対象となる場合があります。保険診療が適用されれば、自己負担額を3割に抑えることが可能です。
保険診療が適用される条件は様々ですが、先天性の眼瞼下垂や長期コンタクト着用による眼瞼下垂には保険手術が適用されます。また術式によっても、保険診療適用の有無が左右されるので注意しましょう。
ただし保険適用での眼瞼下垂治療は、あくまで健康維持・促進を目的とした施術です。そのため、美容を目的とした細かい要望には応えれません。
美容効果を同時に得られる
美容クリニックで眼瞼下垂施術を受ける最大のメリットは、美容効果を同時に得られることです。眼瞼下垂の治療と併行して、二重整形や肌質改善に対する施術・アドバイスを受けることができます。
眼瞼下垂の治療は病院でも受けることができますが、あくまで治療を目的としたものであるため、それ以上の要望には応えることができません。
一方で美容クリニックであれば、保険適用される可能性もあると同時に、美容に対するアプローチを行うことも可能です。眼瞼下垂と同時に他の美容施術を受けることで料金が割安になる可能性もあります。
美容クリニックにおける眼瞼下垂のデメリット
料金が高額になりがち
美容クリニックで眼瞼下垂施術を受ける場合には、料金が高額になる可能性があるので注意が必要です。眼科での手術に比べると費用が高額になる場合が多いので、予算に余裕がない人は、美容クリニックでの眼瞼下垂は避けるべきでしょう。
また美容クリニックの中には、治療法によって保険適用外とされる場合があります。眼瞼下垂手術の相場は、片側5万円〜20万円程ですが、保険適用外の手術となると全額自己負担を強いられるので要注意です。
もし眼瞼下垂の治療を病院・美容クリニックのどちらで受けるのかを迷っているのであれば、ぜひ両方で診断もしくはカウンセリングを受けてください。ある程度の費用をあらかじめ理解できるはずです。
術後の副作用が強い
眼瞼下垂の大きなデメリットは、術後の副作用が強いことです。眼瞼下垂の治療は、主にメスを用いた外科手術となるので、他の美容施術に比べると、どうしても副作用が強く出る可能性が高くなります。
特にまぶたの皮膚が薄い人は、肌や筋肉へのダメージが大きいため副作用が強くなる可能性が高いです。体質や眼瞼下垂の状態によっては、美容クリニックでの施術を断られるケースも珍しくありません。
もし眼瞼下垂による副作用に不安があるのであれば、『切らない眼瞼下垂施術』を用いることも手段の一つです。効果が他の眼瞼下垂施術より薄い反面、術後の副作用を抑えることができます。具体的な治療法の選択は、医師によく相談してから決定しましょう。
眼瞼下垂施術における美容クリニックの選び方
眼瞼下垂施術における美容クリニックの選び方について解説します。
これから眼瞼下垂施術を美容クリニックで受けることを検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。
自分に適した治療法があるか
美容クリニックで眼瞼下垂施術を受ける場合には、自分に適した治療法があるかを確認しておくことが先決です。どんなに評判の良い美容クリニックであっても、自分に合った治療法の提供がなければ、望んだ結果を得られない場合があります。
前述した通り、眼瞼下垂治療を行うための施術法には、主に5つの種類があります。肌質・眼瞼下垂の状態・アレルギーの有無などによって治療法は異なり、人によっては眼瞼下垂施術そのものができない場合も多いです。
特に眼瞼下垂施術は、メスを用いた外科手術であるため提供していないクリニックも多いです。まずは該当のクリニックで無料カウンセリングを受け、自分に適した治療法があるかをチェックしてみましょう。
保険適用される可能性があるか
前述した通り、眼瞼下垂の治療には、保険適用がなされる可能性があります。しかし保険適用されるのは、あくまで“治療”を想定した場合に限るので注意が必要です。
例えば、二重整形施術と併行して眼瞼下垂の治療を行う場合には、保険が適用されず、手術費は全て自己負担になります。美容クリニックによって保険適用の範囲も異なるので注意が必要です。
また美容クリニックによっては、眼瞼下垂の治療法によって保険適用の有無があらかじめ設定されている場合もあります。保険が適用されるか否かは、無料カウンセリングなどでカウンセラーや医師に相談してみましょう。複数の美容クリニックでカウンセリングを受けることで、保険適用が可能なクリニックが見つかるかもしれません。
アフターケアが充実しているか
美容クリニックを選ぶ際には、アフターケアの充実度も非常に重要です。アフターケアや術後のアフターサービスが充実しているクリニックであれば、安心して施術を受けることができます。
美容施術におけるアフターケアには、主にダウンタイムを抑えるための点滴や薬の処方が代表的です。ダウンタイムの症状は人によって異なっており、場合によっては薬などの処方が必要になります。
またアフターサービスの一環として美容クリニックの中では、術後の定期通院サービスを実施しているお店もあります。特別なダウンタイムの症状が発生していなくても、担当医師の診察を受けることができます。
予算内の料金であるか
美容クリニックを選ぶ際には、かかる費用にも目を向けることが重要です。特に眼瞼下垂の施術は、メスを用いた外科手術であるため、料金も高額になりがち。
美容クリニックによっては、施術方法によって非常に高額な料金設定をしている場合も多いです。必ず一つのクリニックだけではなく、いくつかの美容クリニックを候補として選びましょう。
また美容クリニックによっては、眼瞼下垂の施術であっても、キャンペーンやモニター料金が適用される場合もあります。通常よりも割安で治療を行える可能性があるので、HP閲覧時やカウンセリング時にキャンペーンやモニタープランがないかをチェックしてみましょう。
カウンセリングの対応に着目する
美容クリニックを選ぶ際のポイントとして、カウンセリングの対応に着目してみましょう。カウンセリング時のカウンセラーや医師の対応が悪いクリニックに通うのはおすすめしません。
基本的にどの美容クリニックでも無料でカウンセリングを受けることが可能です。もちろんカウンセリングを受けたからといって、必ずしも施術を受ける必要はありません。カウンセリング時の対応が悪ければ、迷わず施術を受けずに帰宅しましょう。
またカウンセリング時の対応は、ある程度クリニックのレビューで事前にチェックすることができます。「無理な勧誘を受けた」「カウンセラーの対応が悪かった」という口コミがあれば要注意です。
眼瞼下垂におすすめの美容クリニック
最後に眼瞼下垂におすすめの美容クリニックを紹介します。
これから美容クリニックでリフトアップ施術を受けることを検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。
TCB東京中央美容外科
メニュー | 料金(税込) |
眼瞼挙筋前転術切開法 | 380,500円 |
眼瞼挙筋前転術切開法スーパーナチュラル | 507,300円 |
TCB東京中央美容外科では、挙筋前転切開法を用いた眼瞼下垂治療を提供しています。TCBでの眼瞼下垂手術は、切開で弛んだ腱膜をしっかりと切除するため、より確実に目を大きくする効果を見込むことが可能です。
保険診療の眼瞼下垂手術と異なり、症状の改善だけなく、美的観点からも美しい仕上がりを目指すのがTCB東京中央美容外科の眼瞼下垂手術。眼瞼下垂を治療するだけでなく、理想の目元に仕上げてくれます。
またTCB東京中央美容外科では、挙筋前転切開法以外にも二重整形術や目尻切開法を用いた目元改善の治療を提案してくれるのが魅力です。自分に合った治療法を提案してくれるので、ぜひ一度無料カウンセリングを受けてみるのがおすすめになります。
湘南美容外科
メニュー | 部位 | 料金(税込) |
眼瞼下垂 | 片目 両目 オプション:MD式10 |
227,630円 380,410円 +100,000円 |
眼瞼下垂+二重 | 片目 両目 オプション:MD式10 |
259,380円 435,680円 +100,000円 |
SBC『デカ目術』 | – | 116,320円 |
美容クリニック業界でもトップクラスの知名度と人気を誇る湘南美容クリニックは、眼瞼下垂施術における評判も非常に高いクリニックです。眼瞼下垂施術と二重整形を組み合わせたメニューの提供も行っています。
湘南美容外科の眼瞼下垂施術の特徴は、『MD式(ミニマムダウンタイム切開法)』と呼ばれる施術を提供していることです。MD式は、術式や道具などにこだわり抜くことで、極限までダウンタイムを短くする施術法です。ダウンタイムの症状が強い眼瞼下垂施術ですが、MD式をオプションとして加えることにより、より安心して施術を受けることができます。
また眼瞼下垂以外の治療法として『デカ目術』も提供。SBCデカ目術は、メスを用いた切開法とは異なり、糸のみで瞼の開きを改善する治療法です。もちろん、どちらの施術法が適しているかは医師が判断してくれます。
聖心美容クリニック
メニュー | 料金(税込) |
眼瞼下垂(埋没法) | 220,000円 |
眼瞼下垂(腱膜縫縮法) | 528,000円 |
聖心美容クリニックは、非常に高い品質の美容施術を提供する美容クリニックです。料金こそやや高めの設定ですが、非常に品質の高い施術を提供しており、多くの芸能人も利用しています。
聖心美容クリニックの眼瞼下垂施術の術式は、『埋没法』と『腱膜縫縮法』の2つです。埋没法は、皮膚を切開することなく、目元の改善を行う治療法で、ダウンタイムが切開法に比べると少ないのが特徴になります。腱膜縫縮法は、上瞼を切開し、眼瞼挙筋の表面にある挙筋腱膜を縫い留めることで下垂した瞼を改善します。症状に合わせて、治療法の選択が可能です。
また聖心美容クリニックでは、カウンセラーではなく、医師が直接診療を行ってくれるのも特徴のひとつ。豊富な実績と経験から利用者に合った施術法を提案してくれます。
品川美容外科
メニュー | 料金(税込) |
眼瞼下垂 | 両目:498,000円 片目:297,990円 |
品川美容外科は、業界トップクラスの知名度と人気を誇る大手美容クリニックです。眼瞼下垂における施術も利用者から非常に高い評価を得ています。
品川美容外科の眼瞼下垂施術では、丁寧なカウンセリングで理想の目元を再現してくれるのが魅力です。カウンセリングでは、どのくらいの開き具合がちょうどよいか、仕上がりイメージを何度も確認します。ただ単に眼瞼下垂を治療するだけでなく、より美しい目元を再現することができるでしょう。
またBMC会員限定メニューを用意しているのが特徴。入会金550円を支払うことで、BMC会員になり、より割安で糸リフト施術を受けることが出来ます。
東京美容外科
メニュー | 料金(税込) |
オープンアイズ(切らない眼瞼下垂) | 片目:297,000円 両目:495,000円 |
挙筋短縮法 | 片目:363,000円 両目:605,000円 |
東京美容外科は、東京を中心に全国展開している美容整形、医療脱毛、AGA薄毛治療、審美歯科治療等を提供しているクリニックです。眼瞼下垂施術に関しても、非常に高い評価を得ています。
東京美容外科では切開法の他に『オープンアイズ』という切らない眼瞼下垂の治療法も提供しているのが特徴です。通常の眼瞼下垂手術はメスを使用し切開を要しますが、オープンアイズは、独自で開発した眼瞼下垂法はメスを使わず、まぶたの裏側からアプローチし、眼瞼下垂を治します。メスを使用しないため、ダウンタイムや体への負担を軽減することが可能です。
また東京美容外科は、術後のアフターサポートが充実しているのが魅力。術後に万が一のトラブルが発生した場合にも、医師が診療し、必要であれば再治療を行ってくれます。安心して治療を受けるための体制が整っているクリニックです。
【眼瞼下垂】美容クリニックの選び方まとめ
今回は、眼瞼下垂を受ける際の美容クリニックの選び方について解説しました。
眼瞼下垂は、多くの女性に人気のある美容治療です。しかし美容クリニックによって、眼瞼下垂施術で得られる効果や料金は違ってきます。
これから眼瞼下垂を受けることを検討している人は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。
